旅に出るときは、昼夜食べるところを調べて出発するのが常です。予約まで入れられるとベターなのですが、いかんせん今回の旅は決まったのが急だったので宿以外の予約は全くしませんでした。それが災い、さい先悪く予めお昼で行こうとしていた金沢のお寿司屋さんが予約でいっぱい。候補であげてたお店ももれなく・・。この度の北陸旅では温泉もさることながら、北陸でお寿司だろう！！とかなり意気込んでいたのでテンションガタ落ち・・・・。そこでないといけない訳ではありませんが、きっと北陸なのでどこも美味しいとは思いますが、なかなか行けないお寿司屋さんには日々憧れすぎて理想の設えや雰囲気など、あるんです。なので付け焼き刃で探して入るのもナンなので、北陸を見せつけられる寿司屋でもう一つの選択肢を見つけました。『廻る寿司』系です。廻る寿司といえど、近江町市場内というだけでもう廻る寿司界では別格でしょう。ルンルン気分で入ったのが『もりもり寿司』です。

そんなベタな名前！とちょっぴりバカにしてた自分を恥じるハメに。結果的に大正解でした。まだ先と思っていた白エビ(上の写真)です。これは夫はおかわりしていました。さっきまで市場の中で悶々とさせた旬の魚たちが今ココでお寿司となって現れます。これは名物「もりもり三点盛り」。強烈です。私達の目の前にパンチの効いた板さんがいて、廻る寿司屋には珍しく板さんとの会話のやりとりが楽しく、ついついその方い注文を頼むので目の前で廻っている寿司は殆ど無視状態であったという、廻る寿司店でのルール破りな食べ方をしてしまいました。日本酒もカニ味噌汁まできっちり頂いて、おなかいっぱいにしても廻る寿司価格で驚きました。