すし道場
DATE 2011.08.31
お盆関連のアレコレも落ち着いてきたので、義父母と交代で遅い夏休みをいただきました。今年もまた私(嫁)の実家へ。暑いので夏休みの帰省はだいたい夜に出発します。当然晩ご飯から夏休みは始まっていて、店選びも余念がありません。東北の旅の時に目覚めて以来、夫婦で「廻る寿司」の研究に余念がありません。何が醍醐味かって、最後の会計です。毎回これでもかーー!て食べて(喰うなよ)、会計時に腰を抜かしちゃうのにハマっているのです。今回は桑名の「すし道場」です。金沢の「もりもり寿司」の時もそうですが、このすし道場も普通のお寿司屋さんに引けを取らない素晴らしいネタであると、廻る寿司研究家の間で熱いお店です。寿司といえば大ごちそうですが、そもそも寿司の起源は立ち食いだったのだそうで、ある意味この気軽さは原点回帰なのかも。元はボーリング場だった建物にすし道場本店はあります。ネオンをそのまま残しているところがちょっとしたギャグです。
どれもこれもほんとうに美味しいです。正直言ってウニは喰えんだろうと思っていましたがところがどっこいで、ちゃんと美味しくておかわりする始末。そして興奮のあまり一番の感動に写真が無いという・・・・。写真は鱚です。泡醤油と一緒に戴きます。お醤油を付け過ぎなくて良いので。全部泡醤油で食べたいくらい。奥に見えますアラ汁。ここにも良心を感じるところです。ちゃんとお味噌が濃くなくてうんとこさアラが入っています。
今回一番印象深かったのが、このトロ鉄火。向かいのカウンターに座る声変わりしていない少年が、2回ほど注文するのでこれは食べない訳にはいきません。それにちょうど前にいる板さんが巻物専門で、巻かれる前のネタを見てしまったのです。なにしろこの少年、ただ者では無い頼み方をします。もちろん廻っているネタなんて取りません。彼の言うことは間違い無いな、と夫婦でこそこそと密談して、彼に続けどばかりに頼むトロ鉄火。私たちのオーダーを最後にネタが切れるというさらにおいしくする調味料も加わったこともあり、彼がいなければおそらく見向きもしなかったトロ鉄火がこの度の廻る寿司を最高の形で締めくくってくれました。