そもそも｢なぜベトナム?｣と、出発する前に殆どの人が尋ねたのですが、理由はひとつです。もちろん｢おいしそうだから｣です。ハノイに行くと、世界遺産のハロン湾を訪れることが出来たりしやすいし、ベトナムにもたくさん景色の美しいリゾート地はあります。ですがホーチミン。ホーチミンはそうとう美味しいらしいのです。2年くらい前から通算7冊くらい本を買って色々と温めていました。とにかく食べ尽くそうということで、どこへ何をどの順番で食べるか、綿密に計画が練られました。ホーチミンには現地時間15時頃到着し、ホテルをに到着して部屋の撮影だのガチャガチャしている間に早速スコールの洗礼です。ザッと降ってすぐ止みました。こういうのも気候の違う所への旅の醍醐味です。ただ降りっぱなしはイヤですけどね。とりあえず足下が悪くても街へくり出しました。

本を買った中でもガイド本のグルメ情報は正直アテにしないのがモットーの私たち。ベトナム飯専門の書籍と、インターネットとから情報をかき集めました。なにより肝心な最初の夜です。飛ばさずに行きたい所。初日は｢テンプルクラブ｣という、ガイド本もベト飯専門書もインターネットも口を揃えて大絶賛していたお店にしました。無難ですが、フライトで疲れている身体に大冒険はいけません。旅は長いです。ガイド本に載ってるし、日本語メニューがあるとか言ってるし完全に甘く見てました。お店の雰囲気もすごくかっこいい！！古く格好よろしく見せているのでははく、もともとがお寺のような施設だったらしく、ほんとうに古いのです。最初の夜から、味もさることながら、こういうビジュアル面も完全気絶級でした。肝心のお料理はまた次のお話。。。