和泉石材店

BLOG 「一言石句」

tavitaviの台所からカレー

DATE 2012.05.15

curry1.JPG4月のハルノヒマルシェの時に、我がCHAISE caféで登場した「tavitaviの台所から」のIチャンが作るカレーがのけぞるほど絶品すぎて、また食べたい、また食べたいとばかり願っていたので、お願いしてもう1ヶ月ほど前になりますが、山小屋でカレー教室を開いてもらいました。みんな大好きなカレー。ルーから作るのではなく、完全にインドなどのそちら方面の本格的な作り方です。そうそう目にすることのない光景なのでみんな興味津々!今回作ったのは、インドのグジャラート州のムスリム家庭のカレー達でした。
ムルグ メティ(チキンとメティのカレー)
ダール(豆のカレー)これはIチャンが事前に作って来てくれました。
サアグ アルー(ほうれん草とじゃがいものカレー)
レモンサラダ
チャナダール プラオ(ひよこ豆ごはん)
チャパティ
です。たった一種類でもたいへんなのに、Iチャン張り切ってくれました。

curry2.JPGカレーは材料をたくさんの切ったり炒めたり、クツクツ煮込むまでにかなり手間ひまがかかります。特別難しい技があるわけではないのに、こんなに旨味が出るのが驚きです。一つのカレーを作るのにかなりたくさんのことをしないといけないので、インドのおかあさんは1日のほとんどを台所で過ごすのだそうな。スパイスの調合こそ、その家庭ひとつひとつの味の違いになるそうで、それぞれの個性が出ます。調合するスパイスのうちいくつかはホールスパイス(粉砕して粉状になっていないままのスパイス)を使用します。フレッシュなスパイスの香りや味わいを堪能でき、カレーの中から大きな姿が現れることによって、まがい物ではない本物のスパイスを使っていますという証明にもなるのだそうです。調合したスパイスでのカレーは複雑で奥深い風味をしっかりと堪能できる、これこそが本当のカレーです。Iチャンの教え方がまた楽しい!彼女自身がこういうスパイス料理や、それにまつわる文化が大好きなので、その愛がにじみ出てるとその場もとてもハッピーになるのです。とてもいい時間でした!Iチャンたいへんだけどまたお願いします!