パンズ・ラビリンス
DATE 2012.05.14
ギレルモ・デル・トロ監督の、このブログでご紹介する映画の中で最も要注意な映画です。決してよい子の皆さんは観ないように。子供向けのファンタジー映画ではありませんし、夢や希望を与えるような類いの映画でもありません。残酷なお話で終始します。問題があるとすればファンタジー映画の雰囲気満点のあのパッケージング。日本向けのパッケージングは誤解を招く可能性大。この映画の魅力は、美しい映像とファンタジーが、世にも残酷なストーリーの上に成り立っている事です。こういう映画はちょっと他にはありません。ちなみにPG-12であります。好き嫌いがはっきり分かれる映画で、万人にはとてもお勧め出来るものでは無いのですが、一度観てみると面白いと思います。見応えありです。
- CAT:音楽・シネマ