和泉石材店は東海市にありますが、住まいはもっと南の漁師町にあります。家の周りには店舗なんてないのですが、春から秋までこの辺りは早朝5時台からちょっとした賑わいをみせるのです。うちのお向かいさんとお向かいさんより三軒ほど隣に秘密があります。
三軒隣さんの郵便受けにタオルがかかってあると
「有ります。」
という暗号。いったい何が有るのかと申しますと、漁のあった朝、網にかかった鮮魚を超お値打ち価格でわけてくださるのです。

今よくかかるのは、黒鯛、スズキ、カレイ、たまにイカやアジ、シタビラメも。獲れたてのお魚の毎日はこの上ない幸せです。さらには現在、うちから30秒の浜で潮干狩り開催中。今夜の晩ご飯がかかっているだけに、浜にはべる人々の目は今日も血走っています。白熱のマリンスポーツです。なにもかも新鮮そのもの。運搬するコストもかからないし、こちらも車で出向くこともありません。まさに地産地消です。
よく高級スーパーなどで「○○道産ホタテ」とか「○○府産ネギ」とか見かけます。自力で購入しに行けない土地のものをお取り寄せすることもしばしばあります。いずれも近所では穫れないものを簡単にたくさんのCO2と引き替えに手に入る時代です。ですが、いずれも新鮮な美味しさには到底及びません。ほんとうの「美味しい」ということを深く考えてみると、こころで感じる美味しさというのが一番大切だと思います。
話は変わりますが、武豊町営墓地「やすらぎの森墓園」の申し込み受付が、明日5月29日で締め切りられます。申し込み希望の方は役場都市計画課までお急ぎ下さい。