多治見の信濃屋さんへ行ってきました。とにかくオリジナリティのある「麺」をたべさせてくれます。好き嫌いはもちろんあるでしょうが、味・情緒・接客の観点からも全国的に見てもトップクラスではないでしょうか。私はもちろんころかけと支那そばを頼みました。待つこと少々、ころかけが先鋒としてやってきました。見かけは・・・至って普通。ちょっと色が濃いツユに真っ白な麺。伊勢饂飩的雰囲気があります。がしかし、一口食べると全く違う印象。つゆは優しい味で、麺は噛めば噛むほど味がしみてきます。ちょっと他に例えようのない味わい。本当に素朴な味がします。まさにあっという間のドラマ。次の支那そば如何に！

そしてそしてころうどん完食後にやってきたのがコレ。支那そばです。きちんとお店の方がタイミングを見計らって出してくれます。見た目からしてもはや他に例えることが出来ない状態。この半透明のきしめん的麺は何なのでしょうか！　麺を箸で持ち上げると、ころうどんのモチモチさとは異なる、パスタ的な印象のややボソボソとした軽いタッチの麺です。スープは甘口のそば屋のラーメン的なスープ。兵庫県の西脇大橋ラーメンに匹敵する甘さですね。これは先のころうどんよりよりはるかに好き嫌いがはっきりする一杯です。私個人はこの支那そばがイチオシ！　例えようのない味・食感・風味を兼ね備えた一杯。このオリジナリティは心底素晴らしいと感じました。私はいつも麺類を食べると羽曳野市にある饂飩屋さんを思い出します。信濃屋さんもそれに匹敵する素朴さというか純粋さがあります。羽曳野の饂飩屋さんもいつかこのブログでご紹介します。あちらはあちらで強烈ですよ。