約1年ぶりに明治村へ出かけました。最近思うのは出かける先の事。個人的にあちこち行きたい先はあります。しかし、今我が家が目的地を決める時最も優先するのは子供に見せて置きたい場所です。今回の明治村はまさにそれ。遊園地というとネズミの国を思い浮かべるでしょうが、私は明治村が最高の遊園地。

ちょうど昨年末に帝国ホテルのレンガに関するドラマがNHKで放映されました。それを長女が見ていたので帝国ホテルは格別な気持で見学出来ました。私たちが住む常滑でレンガが造られたこと。建物は元々東京にあった事など、子供にとって摩訶不思議な世界に思えたようです。こういう時代の建物が町から消えつつあります。子供には古い建物が無くなる事を何とも思わないような人間にはなって欲しくない。北は北海道、南は沖縄まで、おおよそ住宅と称するものの形状が均一化されてしまっています。もっと多様な生活や暮らしが出来るように、子供の頃から入れ知恵をしなくてはいけません。そんな事を考えていたらお腹が空いてきました。そう、明治の食事と言えばすき焼きなんです。