和泉石材店

BLOG 「一言石句」

しまなみ海道〜今治

DATE 2009.08.29

shimanami1.JPG四国へ行く際に問題になるのがどのルートで行くかです。およそ3つありまして、瀬戸大橋経由、淡路島経由、しまなみ海道経由となります。もちろん今回は迷うことなくしまなみ海道を選択しました。理由は、景色が良いのと、その先に今治が控えている事です。そう、旅の最初の目的地は今治だったんです。で、その今治には何があるかというと、大島石の丁場があるのと、「焼豚卵飯」(やきぶたたまごめし)があるのです!

sigematsu1.JPGここが今回訪れた「重松飯店」です。店全体から漂う独特の雰囲気があり、入店前から気分は高揚します。中に入ると以外と席数は多く、開店と同時に地元の人が次々に押し寄せてきます。平日だった事もあり、観光客は殆どいない状況。注文しているメニューも皆バラバラで、地元の人にとってはデイリーに食べられる旨い中華屋という位置付けのようです。我々は目的の「焼豚卵飯」を注文し、しばし待ちの体制に・・・と思ったら、何故か「おでん」があるではないですか!!「待ってる間にこれを食すのが今治流」と、勝手な解釈をした我々は何本かのやや甘口のおでんを食し、いよいよやってくる真打ちを待つのであります。

yakibutatamago.JPG待つこと数分、これがその「焼豚玉子飯」であります。チャーシューをまぶしたご飯の上に目玉焼きが2つ。こんな料理は初めてです。本当に驚きました。ご飯には焼き豚のタレとおぼしき甘辛いソースがかかっており、鰻丼を彷彿とさせる味付けです。何故卵が2つなのか理解に苦しみますが、作り手のスピリッツは伝わってきます。このルックスも天然記念物的価値があります。これは全国的にもかなり珍しいメニューではないでしょうか? 肝心のお味の方は、もちろんB級グルメとして申し分の無いものであり、一緒に注文していたラーメンとのマッチングは最高でした。恐るべし今治。また来ます。