宇都宮の餃子、浜松の餃子、全国的に知名度のある餃子はひと味違うものです。個人的には浜松の餃子はすこぶるお気に入りで、現地まで買いに行くことしばしば。浜松の有名どころは殆ど食べ尽くしました。が、しかし、今回驚異のご当地餃子を発見。それは「高知の餃子」です。その魅力を写真でご紹介させていただきます。まず1枚目の写真。このルックスが全てとも言えますが、カリッと焼けた香ばしい仕上がりに、ジューシーな具が程よくバランスしています。

ちなみにここは屋台。高知は屋台が熱いんです。夜になるとズラーッと屋台が並び、そこら中で餃子が焼かれます。ラーメンと餃子。最高の組み合わせです。「松ちゃん」というお店が今回の目的地。地元の方に聞いて念入りに調査しておいたので間違いない情報です。お店は次から次に人がやってくる人気店の模様。どっかの建築現場もびっくりのシート養生された床面が出迎えてくれます。屋台独特の雰囲気に期待は高まります。

ここの店の本気ぶりはこの写真で明らかになります。何と現場で包んでいる！！！　包みたての餃子をバンバン焼いている訳です。屋台でここまでやるとは。高知の餃子が凄いのか松ちゃんの餃子が凄いのか・・。我々はこの時点でノックアウトされておりました。食べる前にメチャ旨いモードになっていたわけです。

そのすぐ隣でジュワーっと旨い旨いサウンドを奏でて餃子が焼かれています。ちょっと多めの油でカリッと「揚げる」感じなんですが、蒸されてもいますのでふっくらもしてる。何せ独特の香ばしさがあるんですよ。これは立派なご当地餃子ではありませんか！

そんでもってラーメンもまた旨いわけです。やや甘めの醤油味は絶妙な味付け。シメに最適な屋台情緒満点の一杯。高知の夜はこの松ちゃんのお陰で最高の思い出になりました。高知県ありがとう！！！！