和泉石材店

BLOG 「一言石句」

播州百日どり

DATE 2009.09.11

TORI1.JPG兵庫の帰省すると実家の山荘に滞在します。ちょっと気分を変えたいときに行くのが山荘より北東にある加美町(現在は多可町加美区)というところ。同じ山の景色でも加美町の山の景色はまた違って、なんかおおらかな気持ちになれるのです。そこで必ず寄るのが、Aコープ加美です。大きなにわとり「加美コッコちゃん」が目印です。何を目指すかっていうと、敷地内にある加美町特産「播州百日どり」の焼き鳥ハウスです。播州百日どりは、加美町のおいしい空気と水で、放し飼いに近い環境で育てられた鶏で、肉のうま味の素になるイノシン酸がピークに達する100日という期間でじっくり育てられ、コクがありぷりぷりとして食感のとってもおいしい鶏です。

TORI2.JPG焼き鳥ハウスの中ではおじさんが一人その中で焼いています。そのおじさん、だいたい10回行って7回は不機嫌です。他3回は本当にラッキーで、けっして愛想が良いというわけではないですが、とってもいい人なんだということがわかりました。いつも真剣なんです。たぶん。でも暑い中狭いところで一生懸命焼いてくれた百日地鶏の焼き鳥は格別なんです。その場で食べてしまいます。持ち帰る人が多く、いくつかの種類は、作り置きならぬ焼き置きされていますが、冷めてもほんまにウマイです。ごくまれにですが、東海地方でも播州百日どりの名前をみることがあります。どこかでもし見かけたら是非ご賞味あれ〜。