紬茶会 at 常滑屋
DATE 2010.02.09
いつもお世話になっている常滑屋さん。いつも企画される新しくて興味深い取り組みに目が離せません。前回もステキな企画に参加させていただいたのですが、今回もまた面白い企画に参加させていただきました。お茶会口座『紬茶会』第一回・椿の席。お茶会の楽しみを分かち合い、茶友(お茶ともだち)の糸を紡いでいきたいという趣旨で、初心者を対象にした講座です。茶懐石の席にはなかなか参加する機会が無くて、私(嫁)にとって今回こそ初めてでした。その場その場で生まれる、実際のお茶会ではなかなか聞けない疑問などを講師の先生にその場でぶつけられるという気楽な雰囲気で進められていきました。お茶は結婚する前にほんの少しだけ習いました。だいたいのお茶のお稽古ってお手前のお稽古が殆どで、勉強になることがぎっしりでしたが、冷静に考えるとおそらく私自身の人生のうちで、どっちがあるか無いかといえば、誰かにお手前をするという機会より、茶懐石に出席するという機会の方が有る様な気がします。ですので本当に今回は良い機会になりました。今回も、前回の常滑屋さんの催しでもお伝えした池田さんのお料理でした。それだけで参加するに値します。ワクワク。だがしかし!席に着き、予想しなかった事態が起きてきました。そこそこ正座に強かった筈の私の足が、結婚してから太りに太った私の体重に耐えられなくなっていることに、座ってものの3分で気がつきました。皆さん整然と座っておられるのに私は開始早々、ごそごそくねくねと足がもう大変なことに。お料理が始まってからは足のことを忘れ、先生のお話やお食事に夢中になっていきましたが、もう最後には完全に私の足に感覚が無く、他人のモノのようになりました。まさに幽体離脱状態。正座こそ慣れなので、今回のこの席でまず座ることからと気がついてよかったです・・。まったくトホホですが、この講座自体『なるほど!』だらけで、また『ちょっと調べてみよう』と思う課題もありでとても充実した時間を過ごせました。