和泉石材店

BLOG 「一言石句」

土楽窯のぶんぷく鍋

DATE 2010.02.18

doraku.JPG2004年に実家の山小屋が竣工した記念で、みんなでワイワイ食べるのに良い土鍋じゃないと、ということで見つけたのが土楽窯さん。食べることが大好きな人の作る土鍋なのです。窯元福森雅武さん自身が良く食べ、良く飲むので、飲み喰いすることを熟知した器なり土鍋なりを生み出してらっしゃるので、間違いないに決まっています。美味しい鍋を山小屋で食べる為に、もうこうなりゃ鍋の選定も一大イベントです。実際に信楽の土楽窯さんまで購入しにいきました。伊賀の丸柱の美しい自然に恵まれて作り出される器は、余計な主張も装飾も無く、シンプルで力強いのですが、どこかしらに繊細さを帯びています。器が本来の目的を全うするために作らていて、どれも優しさが宿る器です。写真はその時に買った文福鍋(ぶんぷくなべ)です。蓋が高くなった独特の形は、野菜をたくさん、おいしく食べてほしいという思いから生まれたものなのだそうです。汁に浸からずにこんもり盛られた野菜は蒸し野菜の状態になり、野菜本来の食感や味を楽しむことが出来ます。鍋そのものの厚さは無く、鍋底が浅いため煮汁が早く煮立つので、素材を煮すぎません。見た目もカワイイし土楽さんデビューにふさわしい逸品です。