マティーニ
DATE 2010.05.24
引っ越しを決意した条件に、徒歩圏にBARがあった事があげられます。お酒は強くありませんがキツイお酒は好きです。強いお酒でイギリス好きと言えばマティーニ。そんなマティーニだけを特集した本があったので即購入しました。マティーニと言いますと、ジンとベルモットをシェイクせずにステアするものです。しかし、本が1冊出来る程にそのレシピは多く存在し、特にジェームス・ボンドが劇中で飲んだマティーニが有名。ジェームス・ボンド・マティーニは、ウォッカマティーニをシェイクしたものですが、カジノ・ロワイヤルではジン+ウォッカ+キナリレだそうで、作品によって配合を変えています。ちなみにキナリレは入手困難ですので厳密には国内で再現するのは難しいでしょう。そもそも何故この配合なのかという事になるのですが、ジン(イギリス)+ウォッカ(ロシア)+キナリレ(フランス)をシェイクする(混乱させる)なんて意味が隠されている。キンキンに冷えたグラスが東西冷戦を表現し、劇中のボンドを取り巻く状況を一杯のカクテルで表現したのかどうなのか。勝手に想像が膨らむ実に奥の深いカクテルです。皆さんも是非一度頼んでみて下さい。ただ、アルコール度は極めて高いので飲み過ぎないように!