和泉石材店

BLOG 「一言石句」

カフェ競争

DATE 2010.07.15

cafe nagoya.JPGいつか自分でカフェでもやってみたいなんて甘い願望を持ったりもします。しかし、名古屋市内でカーナビ使ってカフェでも探そうものなら、ほれこの通り。そこら中コーヒーカップで埋め尽くされます。今住んでいる常滑市大野町はカフェがほとんどありません。休日にフラフラ歩いてお茶出来る事がどれだけ幸せな事か。ある種街の文化レベルのバロメーターとでもいいましょうか、それ程その街にとって大切な要素だと思っております。カフェで大切なのは味はもちろんの事、店主が物事に対して独自の切り口をもっているかどうかです。それもさり気なく振る舞ってくれると最高。個性が出すぎると疲れちゃいますからね。そんな程よい距離感が頻繁に通いたくなる理想のカフェなんです。カフェはブームにならなくても我々の心にDNAとして刷り込まれています。全ての根本は茶の湯の文化があったからこそと思えてきます。単にお茶を頂くだけでなく、そのお店の器や道具に興味を持つのは何だか日本の茶道と重なります。あっちこっちに出来ているカフェも、徐々に淘汰される事でしょう。本当に中身のあるカフェだけが残る事になる訳で、それはそれで個人的には歓迎すべき事だと思ってます。我々も10月に2日だけ自宅でカフェしますが、それこそ真剣勝負。自分の理想のカフェを再現してみたいと思います。