猪苗代のTARO CAFEからこの日の宿泊地の会津若松へ移動しました。カフェでもれなくケーキをいただいたというのに、やっぱちゃんとお昼しようということで、いかにもみちのくらしいお店を！と夫が調べていた会津満田屋(みつたや)さんへお邪魔しました。此処はなんと1834年創業の超老舗中の老舗。歴史ある城下町に古い趣きのある建物がよく馴染んでいます。中も妙ちくりんな装飾も無く、素朴な雰囲気で、炉端なのがまたたまりません。暑いの覚悟でもちろんカウンターに座りました。全品１本220円と明朗会計で、好きなモノだけ選んで食べられるので、そこまでおなかが空いていない我々にとってはちょうどよいのでした。

腹が減っていないにしては、また色々頼む私たち。どれもこれも全部感激する美味しさなのです。私自身が味噌文化で育っていないせいかそこまで田楽というお料理に興味がなかったのですが、完全に田楽のイメージを変えてきました。ニクイことにこちらの田楽、一種類ごとに田楽味噌を変えてきます。だいたいは素材が違えど味噌の味が一緒なので、田楽料理そのものは結構飽きがちだったのですが、おなかいっぱいになろうとひとつも飽きずにぺろりといってしまいました。そのその中でも両者一致して感激したのが、この里芋！！いつも食べてる里芋なのに、全く別の芋を食べている感じがしました。飲めないのがツライ・・！冬だとまたふときわ良い感じなんだろな〜。ということで外は猛暑で暑すぎるので、街歩きはパスすることに。極寒の冬にに再訪を勝手に誓う私がいました。