和泉石材店

BLOG 「一言石句」

薪ストーブとRC造

DATE 2019.12.23

22.jpg以前お墓の温度を測定した事をブログにあげましたが、同じ温度計で現在薪ストーブの
使用時の躯体温度を測定しています。薪ストーブを使った場合、あの輻射熱を溜めておく場所が無いと実に勿体ない訳です。純粋な木造で薪ストーブを使うのと、RC造で使うのとでは状況が全く異なってきます。我が家の場合この辺を見越して部屋内側にRC躯体があるという変則的な設計になっています。この部屋内側躯体が蓄熱する事で、穏やかな暖かさが得られるという計算でした。で、その計算通りになっているかと言いますと・・・なっています。場所によっては計算以上の結果。部屋内RC壁は22度〜24度で安定しています。写真は両面が部屋内にあるRC壁で、薪ストーブからは割と距離が有ります。それでも22度です。

24.jpg薪ストーブに近くなると徐々に温度が上昇。24度はまだ低い方です。薪ストーブから1m位離れていても24度。ストーブ真裏は130度を超えています。まあRC躯体ですので別段問題はありません。

17.jpgこちらは一面が外部に接している壁面です。建物内にほんの一部だけあるのですが、そこで17度くらい。今の所結露には及んでいません。一番条件の悪い場所でもこの程度です。

tuchikabe1912.jpg最後は土壁部分。ここは外部に面していますので条件厳しいですが18度。やはり土壁は同じ条件のRCより暖かいようです。手で触ったら数値以上に温かく感じます。そして湿気の調整にはすこぶる効果を発揮しています。結局外気温が6度とかでもほぼ室温20度に保ってくれています。このRCの躯体無しには難しかったでしょう。何だかぼっと温かいという不思議な感覚。建物は夏場より冬場の事を意識して設計しないといけません。構造的な部分を検討している段階から既にスタートしているのです。