自分で遊ぶ
DATE 2010.06.22
小学校の頃、合唱クラブだった私(嫁)。ちょっとした賞を取ったりで、かなり力を入れてがんばっていたようです。それはそれはおびただしい数の曲を覚えたみたい。何故こう他人事のように記すかというと、何故か最近、とうに忘れた曲が思い出されるのです。もう20年も前に唄った歌を!気がついたら鼻唄。ヘコタレ気味の自分を、自分自身で元気づけるかのようです。口ずさめなくても頭の中で歌ってたり。小学校で覚えた曲なので、だいたいは前向きです。たちまち愉快な気分になります。今日ふとそんなことに気がついて、小学校の頃に詰め込んだ歌がこんな所で役に立ってるのだわ〜なんて思ったのでした。道具が無くても楽器が無くても自分しだいで楽しめる、なんてお得なツール「音楽」。口笛やダンスだって同じですね。生身ひとつで奏でたり表現したりと自分を表現するっておもしろいです。そうなってくると、そういや髪型もなんだか似た切り口。丸裸にしたときに唯一自己表現できるパーツは髪の毛しかないかもしれません。モノや周りに頼らないで、自分を楽しませる術はいくらでも自分の中にあるのですね。ワクワクしてきました。写真は口笛チャンピオンのCDです。(CDというモノなので前述とは矛盾しているのですが。)何年か前に日本人の方がチャンピオンになられて一時注目されましたが、その以前のドイツ人のチャンピオンのCDです。『凄い』なんかでは言い足りない、正直『マジで?!』と呟いてしまいます。猛烈な口笛技のオンパレードですが、口笛にも音の表情があることに気づかされます。モノを鳴らすのでは無く、自らの身体から発する音だからか、その辺が顕著です。かなりおもしろい一枚です。