タンスを頂戴してしまいました。この写真は一部ですが、この倍の数を頂きました。先日お隣さんが木窓をアルミサッシに変えられた際に、木製建具は捨てると仰るので「あ〜！ちょっと待ってソレください〜」なんて厚かましいことを言うと、全てうちの庭に運んで下さいました。ありがたい！！その流れで、おとなりさんが不要になったタンスをくださいました。厚かましいにも程がありますが、おそらく私より先に生まれたこの建具やタンスが持ち合わせる風合いは、今作れといっても出来ないモノだし、もうそろそろ寿命かもわからないけれど、いましばらくその風合いを楽しみたいというものです。新しいモノを買って一緒に歳を取っていくものまた楽しいですが、古いモノが生活にあるというのは、何だか日々流れていく時間がすこし芳醇になるような気がします。捨てる神あれば拾う神あり。モノの命がつながるならば、これから何でも捨てる前に一度考えてみようと思います。

うちは町屋っぽい作りなので、すぐ至近距離のおとなりさんの玄関からおとなりさん総出でエッサホイサとうちの玄関まで運んでくださった光景は、申し訳なさ半分とっても嬉しくてホッとする光景でした。