和泉石材店

BLOG 「一言石句」

今年最後の潮干狩り(極意付)

DATE 2010.08.30

私どもの周りでは、シオヒガリといえば吾等夫妻、と言える程無類のシオヒガリ好きです。というのも前住んでいた美浜は、歩いて30秒でシオヒガリのできる浜があったのでかなり気軽に行けていました。しかしさすがに3月から違う所に住みだしたので、なんと今年は2回しか行けませんでした。八月も最後の定休日に、吾等の心の兄貴&姉貴、T澤一家が大阪から遊びに来てくれたので今年最後のシオヒガリをしました。

kaniyude.JPG吾等のシオヒガリの掟その1:シオヒガリにオシャレは不要→潮の引いている間どれだけ粘れるかが勝負です。夏でも半袖短パンは御法度!!日光を一筋たりとも肌に当てない出で立ちで。じゃないとひと所でじっと掘り続けるので日焼けに負けてしまいます。 その2:着替え、特に替えのパンツは必ず持参するべし→もうお尻を砂につけて座り込んでじゃないと、とてもじゃないけど長時間は無理です。下半身は水に浸かっちゃって半身浴状態で掘るのがベスト。体温の上昇が防げますし、潮に癒されます。 その3:周りを見渡し、狩場を変えずに掘っている人を探すべし→アサリは居るところには群れで居るのでその人の所はおそらく豊漁です。近くに寄った瞬間イヤな顔をされたらなおさらそこにアサリは居る証拠です。その4:アサリの手触りを肌で覚えるべし→これさえ身につけたら下を見なくても掘り続けられます。 その5:獲れる場所を見つけたら出来るだけウロウロせず掘る。→360度ぐるりと掘ります。自分の下も忘れずに!これであなたも掘り上手!

kaniage.JPGそんな感じで私(ヨメ)自身、家計にも係わってくる話なので時間の許す限り、地道に掘り続ける訳です。しかしシオヒガリにはもうひとつ楽しみがあります。カニがいるんです。ワタリガニやその仲間が結構たくさんいます。火ばさみで捕まえます。貝を掘るのには漁協にお金を払うんですが、実はカニ漁は無料です。貝掘りよりこちらの方が運動量はありますが、ウナギの稚魚やら小さいエビやらといった海に住む色々な生き物が目に出来るので楽しいです。但し獲れるカニは比較的小さいです。上の写真は茹でガニです。小さいですが身をホジって食べます。下の写真は揚げ蟹。足とその側のカラをとって小麦粉付けて揚げます。あまりに小さいのは姿揚げでもいけます。その他貝のニシも獲れたりで、今回は食べるモノがいっぱいで最高のシオヒガリになりました。

tsuri.JPG大野町に帰ってT澤一家は釣り竿を持ってらしたので、大野の海岸で釣りをしてみました。うちには釣りセットがないので初めての釣りでした。写真は鱚を狙っているの図です。砂地にはよくいるそうで、この海水浴場妙に魚がいるとの噂。しかし結果ボウズでしたが、新鮮なワクワクを得ることが出来ました。こうやってうちにきて、この環境をめいっぱい楽しんでくれるのがほんとに嬉しかったです。