車いす
DATE 2011.12.22
夫は結婚した当初から、私(嫁)の両親を1年に一回は旅行に連れて行きたいと言ってくれているので、これまでいろいろな処に連れて行ってくれました。結婚してすぐに脳梗塞を患った父は、年々いろいろな自由がきかなくなってしまったので、常に父の行動のペースに会わせた旅行のプランです。父の身体の状態と共に、今年訪れた島根の旅あたりからから車いすが初めて登場し、今回は初めて父がほぼ車いすに乗った状態という旅でした。車いすの人と一緒に長距離を移動し、家ではないところで飲食したり宿泊したりするということは、ふだん不自由なく動いている私たちにとって、新しい発見の連続でした。こうやって身内に車いすの人間がいるとかならないと気にも留めないことが、そこら中にあります。トイレの形態やエレベータの有無、宿泊するホテルがバリアフリーか否かという事など、事前にかなり綿密に調べておくことが大切です。不便なことが多い中、車いすの人に対して周りの人が本当に親切であること、そしてそれがどれほど嬉しいかということも併せて知ることができました。
- CAT:旅行