「木の殿堂」へ行った帰り道、近くにある湯村温泉へ立ち寄りました。温泉街は写真のような状態。人影まばらもいいところ。湯村温泉は「夢千代日記」で有名な温泉街で、夢千代の銅像も建っていました。この辺りは奈良時代から「温泉」と呼ばれていたそうで、紆余曲折あって現在の「新温泉町」になったそうです。そう言えば徒歩で散策していたら「温泉小学校」を発見しました。温泉に対する地域の情熱を感じてしまいます。

温泉と言えば温泉玉子。今なら密にならずにゆったり温泉玉子が楽しめます。温泉街へはあちこち出かけましたが、温泉玉子は一度も経験がありませんでした。硫黄の薫りが立ちこめる中へドボンする事10分。その間に珈琲を手配して温泉玉子の完成を待ちます。

出来上がったのがこちら。見事な茹で具合。どうも旅館や飲食店の方々も調理に利用しているらしく、ザルに野菜を入れて放り込んでいます。これはかなり便利なシステム。硫黄の風味がついた温泉玉子はちょっと贅沢な気分にしてくれます。素晴らしい経験が出来ました。