夏休み最後の2日を使って強行するこの旅はいろいろ名目があります。それは後述するつもりでいますが、今書きたいには「鮎に始まり鮎で終わる夏2022」。1学期の終業式を終えたその足で新城の「広見ヤナ」で初めてつかみ取りした鮎を食べてスタートさせたからには鮎で終えるというのが粋。否そうかこつけてただ食べたいだけという見方もありますが、ちょうど宿泊する地に行くのに、偶然にも私たちが愛する「アユハウス親満」の横を通るのだから仕方無い。ここのはもう、間違いないのです。川をみたらもう、アユが泳いでいるのが見えています。とんでもない透明度ですが、これでもお店の人曰く「今日はちょっと濁ってる」とのこと。

そもそもこの立地、たどり着いたとしてもやっているかどうかも不明、夏の終わり鮎があるのかも不明、ウナギの有無なんてなおのこと。それが今年の旅運の良さ、すべてクリアという。しかもどれも超大きい！ウナギもスーパーではとうていお目にかからないサイズだし、鮎に至っては「今日、メガもあります」と仰る。何か魚の名前かしら？と思うと特大サイズ（これだけでもまず出会えないサイズ)のまだ上を行くのが「メガ」だそうです。迷うこと無くそれです。大きさで味がかわるのかとかそういうのはよくわかりません。ただこのシチュエーションってだけで最高においしいことは知っています。しかも大きいとこどもにとりわけするのにすごくやりやすい。迷いなんて無くメガです。本当にみたことない大きさの鮎でした。そしてやはり格別のうまさ！「ハッピーバースデー」といって最初に乾杯したのを聞いていたお店の人が最後に「シャレにならんくらい辛いよ」という自家製辛味噌をプレゼントしてくれました。心していただきます。また来ます！