先日の白い朝の日に、みんなで少し重くなった身体を動かす為少し歩きました。山小屋に入っていく途中にある池まで。歩きながらなぜかいろいろ思い出されてきました。2003年くらいだったと思います。私(嫁)がまだ嫁で無い頃、定年より少し前に退職した父が突然小さな土地を買ってきました。何がきっかけなのか、どこでどうなったのかさっぱりわかりませんが、まるでスーパーで卵を買ってくるような気軽さで！そして当時設計事務所で働いていた私に、軽〜く「設計事務所のおともだちになんとかして貰われへん？」と言ってきたのです。なんと図々しい！ですが、まわりのみんなはとてもノリノリで、いろんなアイデアをたくさん出して貰いました。予算削減の為、自分でできそうな仕上げ的な部分は大工さんにしてもらわないで、たくさんの人に手伝って貰って出来たのがこの山小屋です。歩いて池に付いたとたん、「この池がステキと思って！」と両親とも初めてその買ったばかりの土地へ訪れた私にそんなことを言っていたなーと思い出しました。親2人がこの池を気に入らなかったら、山小屋での幸せな思い出はなかったかもしれません。