長女が算数の「概数」で躓いたようです。長女はわからないことをそのままにしないタイプみたいで「どうしよう、わからないからおとうさんに聞かなくちゃ」と言っています。「おかあさんが見ようか」というと「いや、算数はおとうさんだから」と即座に拒否されましたが同時にホッとしました。小さい頃から算数大好き！という子は少数派で、夫もどうやら記憶をたどるとそうだったらしいのですが、良い師に出会い、見出され、数学の面白さを知った人なので、わたしも受けたい夫の指南。子に媚びず話す姿はさながら設計の打ち合わせのようで笑えてきました。聞いていると「え、何それどういうこと？？」がワクワクとちょっとした想像が自ずと膨らむ切り口の面白い指南。そして長女が「わかった」と言ってとりあえず答えが出せるようになっても、その答えの導き方で「あいつはたぶんまだわかってないな〜」とお見通しでした。案の定、翌日「あともう少しで完璧にわかりそう、だからまたおとうさんに聞くわ！」と話してきたのでした。