吉幾三の歌に出てきたLD(レーザーディスク)ですが、我が家では現役で活躍する機械がおります。パイオニアLDプレーヤー DVL-919。A面B面両方を勝手に再生してくれるモデルで、視聴中の中断感を最小限に抑えてくれます。また、LD機として最後まで生産されていたモデルで、今なお使っている人がいるようです。

レコードサイズのデジタルメディア。そもそもこのサイズが致命的で、後々DVDに圧倒されてしまうのでした。LDにはレコードのように、A面B面があります。それを機械的に自動で再生するのですが、それが機械の寿命を著しく縮めてしまいました。ただでさえ大きな盤面のLDを高速回転〜停止、ピックアップの移動。その度に映像は停止し、ギュイ〜ンキュルキュル・・・・ギャ〜ンと盛大な音を出します。そりゃ壊れるよという感じ。これに対しDVDは静かに回転し、片面二層式なんて具合。LDの優れている所はもはや皆無に等しい状況。それでも久しぶりに見たLDの映像は映画館の柔らかな映像に近いものでした。メチャクチャ懐かしい。デジタル機器が懐かしいなんて言葉で形容されているようではもはやコレまで・・。