兵庫県の舞子墓園に眠る義父母に近況報告をしました。2022年に家族でクリーニングをしたお墓です。墓石屋だからとかそういうことを別にして、お墓は暮らしの一部だと思います。突然この世に生まれた人はいないわけで、必ず親がいます。その親に手を合わせられる事がどれだけ生きる支えになっているか。義父母のお墓へ行くと何だかほっとするのです。

この辺りのお墓を見ていて気がついたのですが、お墓の「墓」の草冠ですが、写真は三画の草冠ですが、真ん中が切れて四画になった草冠もあります。どちらかというと東海地方は真ん中が切れてる草冠が多いのが一般的です。どちらが正しいとかはありませんが、こんなところにも地域性が出ています。ちなみに石の種類は愛媛の大島石と香川の庵治石、北木島の北木石など、瀬戸内の石が圧倒的に多い状況。更にお墓の段数が東海地方より一段少ないのが特徴。というか全国的には東海地方のお墓が特殊とも言えます。