大阪万博で叩かれまくったのがこちらの休憩所。庵治・大島・万成の各石材が使われた休憩所ですが、石がネックレスのように吊るされています。構造上の検討を相当に重ねて出来ているのですが、直感的に怖いということで話題になっています。

石が吊るされているのですが、柱の太さが逆に目立っているのがミソ。そしてワイヤーの太さ。この重さを吊るためにはそれなりの付帯物があるのです。

休憩所として使う以上は日よけとして機能しないといけません。正直石の吊り方や吊ることに関して良いとか悪いとかいう意見はありません。ただ、コテコテの天然素材である石材に、プラスチックの造花を合わせるのがどうにも理解出来ません。石という素材に対する意識が相当に違うのかなと思います。古くさい価値観に縛られた私のような人間には理解しがたい世界でした。