石丁場へ
DATE 2026.05.27

石臼の依頼を受けたので、石丁場へご案内いたしました。どうもライブの準備中でした。花崗岩に囲まれた全面反射面。独特の響きはスケール感と相まって感動すること間違いなし。

石の基本知識を持った方もおられたので、密度の高い丁場見学となりました。この辺りの地盤や歴史を知ると、石への興味がどんどん深くなります。7750万年前に出来たとされる宇寿石。これは石として極めて若い部類に入ります。

景観材料として使う場合、矢穴の跡は極めて重要です。お城の石垣などは豆矢の跡を残すべきで、セリ矢跡は残さない方が良いです。時代考察をきちんとしていれば間違えないハズですが、世の中には堂々と間違えた石垣などがあるのです。

簡単そうに割っていますが、簡単ではありません。石材の自然な風合いを最大限残すには古典的な加工方法が必要となります。間違ってもサンダーで作業してはいけません。ただし、全部が全部風合い丸出しだと野暮になります。そのさじ加減が難しい。

最後は石工団地で小叩き仕上と仏像の加工風景を見て終了。岡崎の花崗岩に合う繊細な仕上は意外と知られていません。そこを知っていただくことが大切。5月は丁場の親方が田植えでバタバタしております。6月には石臼と仏壇の企画を押し進めます。
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