石の質問で多いのが国産と輸入材で何が違うかという事。石材は地下資源です。写真に写る岡崎の花崗岩は今から7500万年前に出来た石と言われています。7500万年前とは言いますが、石の中では若手の石。それより古い石は沢山あります。そうなると、石の分布という観点からすると、現在の国境なんて何の意味も無く、大陸の構成すら異なるのです。ですから国産と輸入材の違いは石材そのもの性質よりも、どこのだれが加工したかという工程の透明性の方が遙かに重要な意味を持ちます。石を割る際に出てくるキズなどを丁寧に除いてお客様のお墓にする。それを最も誠実に対応しているのは間違い無く日本の石工さん。ツヤを出すために妙な薬品を使ったり、そういうリスクが無くなります。つまりは最も品質が高いのが日本で加工された石。そういう事です。