和泉石材店

BLOG 「一言石句」

共働

DATE 2025.02.07

薪ストーブの冬6年目です。薪ストーブに興味のある友人が「導入しようか考えるけれど、相当覚悟のいることだと思うよ」と言い、成る程と思いました。割と一年中頭の片隅にある我が家の暖。誰かがスイッチを押すという手間とは比べものにならない手間です。ひとつ3キロ以上くらいはある玉切りしたての木を袋に詰める作業も案外重労働です。ふだんの暖でも夜も目が覚めたら大人の誰かが薪を入れに行き、朝目覚めると誰かのそのおかげで暖かく起きられるというちょっとした感謝の気持ちがみんなにあります。何気なさそうな作業が連続ですが、その度にそれに関わった者に対するほんのりした敬意の積み重ねの暖かさは、深いのです。