お彼岸前のお引き渡しが続いております。この日は二件ほぼ同時に引き渡しを行いました。お墓のお引き渡しは建墓式や開眼供養と呼ばれ、家の建て前のようなことを行います。お墓を建てるということは、おめでたいという前向きなことなので祝い花で、祝儀や紅白の御供をします。地域の風習もありますので、東海地方は割とそういう傾向があるのでしょう。写真のお墓は岡崎の宇寿石(うすいし)という白御影石。宇という文字には屋根とか世界などの意味があります。それが寿ですから石に込める意味としてはこれ以上無いネーミング。ちなみに臼を作っていたのもこの石です。末永く愛されるお墓になることを願っています。