2005年の雨の日に納車されたレンジローバー。早いもので20年の月日を重ねました。遭遇したトラブルは数知れず。一番厄介だったのは2015年の東北旅でのトラブル。フェリーに乗船したと同時にイグニッションコイルが壊れました。実際のところ、乗っていない状態でトラブルが起こっていたら、旅が中止になっていたかも知れません。ある意味よく耐えました。

現代の車と比較すると、キラキラしたメッキパーツが極端に少ない。デザインが相当しっかりしていないとこうはなりません。天地方向に広い窓など、旅車として優れたパッケージングになっています。視界の高い乗馬感はこの三代目をもって終了した感があります。4代目以降は乗用車ライクな雰囲気になっていきました。運動性能や安全性など、車を巡る環境が変わる中、レンジローバーは独特な雰囲気を保っています。もう数年乗れると良いのですが・・・。