和泉石材店

BLOG 「一言石句」

こどものもの:漆椀

DATE 2014.03.11

utsuwa02.JPG古民家での生活も、この3月で早くも5年を迎えました。きちんとええ加減に生活する中で、必然的に高まるのが器への関心です。もともと器は好きですが、旅先での出会いで集まった器たちが増えていくと、いろいろ選ぶ楽しみも増し、食卓に旅の想い出も並ぶとか、そんなこんなで最近とくに器への楽しみが増幅中です。娘ともいつかこうやって一緒に楽しめたらと、娘の器もまあまあそれなりに手を抜くことなくいろいろな思いを込めて、大人が使う素材のものを選ぶようにしてきました。そういう想いは、もともと漠然と持ってはいたのですが、お祝いで頂戴したこの漆椀のおかげで具体性が高まりました。これは敬愛するT澤家から戴きました。木曽漆器の北原進さんという作家さんのものです。子ども用のものかはわかりませんが、口径3寸高さ2寸ほどで、こどもが使うのにピッタリの大きさです。こんなにちいさな器なのに、漆器らしくきちんとしていてぽってりと上品で、美しい。その佇まいに思わず背筋が伸びました。こういう贈り物のセンスは流石としか言いようがありません。モノだけでなく、考え方まで戴いた訳ですから。おかげで(欲も悪くも)私たちが使う汁椀もきちんとしたモノが欲しくなっちゃいました。