お正月の帰省の最後は、去年の1月27日に亡くなった兵庫の父の一周忌法要を執り行いました。父の死と同時にコロナ第６波の規制が重なり、私(嫁)以外、夫も子供たちも一度も父の仏事に参加出来ずにいましたが、今回の一周忌法要でようやく参加できました。残念ながら母が入院中の為不在でしたが、姉たちの家族も全員揃って久しぶりに顔を合わすことが出来ました。ちょうど一年前は父がいつ逝ってもおかしくない状態で落ち着かない毎日を思い出します。同じ気候のこの時期になるとイヤでもその時の事を思い出して悲しい気持ちになってしまうのを、こうやって同じ気持ちになっている親類が集まってとりあえず元気な顔を見せあう一周忌というのは良く出来ているなあと思いました。父が生前選んでいた遺影の写真が異様に若すぎることにみんなで笑ったり、近くに住んでいた上の姉たちの家族は父と関わりの深く、特によく遊んで貰った甥っ子たちの話は、同じ孫である私の娘たちにとっては新鮮であれこれ聞いていました。この一年振り返ると、我が家の子供たちは、亡くなってからまるで精霊のような存在になった父が自分たちを守ってくれていると、不思議とこれまでより近くに感じているので、毎日いい感じに供養が出来ていると思いました。