和泉石材店

BLOG 「一言石句」

石の選定

DATE 2019.07.31

ishi19072.jpg新居に引っ越して1ヶ月が経とうとしています。石屋が建てる新居だけに石が大量に使われているのではないかと想像されるでしょうが、実際には3種類の石をごく少量使っているだけです。家を見ただけでその人の職業が分かるような家もありますが、我が家は全く正反対。多分家を見て私の職業を当てられる人はいないでしょう。
1枚目の写真は玄関のスウェーデンの黒御影石の踏み石です。既に9年モノです。実は新居の為に7年位屋外放置してエイジングしてありました。屋外で苔まみれにするとびしゃん面の風合いが全然違います。密かにとてつもなく手間の掛かった踏み石なんです。

ishi19073.jpg二枚目の写真は束石と敷土台。こちらは足助の荒目石です。以前のブログに足助の石を使った理由は記しましたが、繊細な木材との相性は抜群です。日本の石と日本の木材ですから、何だか精神衛生上もよろしいと思います。原石も山まで登って探しに行った思い入れのある石。末永く愛せると思います。

ishi19071.jpg三枚目は小松石です。神奈川県の真鶴半島まで石を選びに行きました。目地を入れたく無いので一枚の石で造りたいというのがこちらの要望。それが小松石のような安山岩ですとなかなか難しいのです。そんなややこしい事情を抱えていましたが、素晴らしい加工精度で大工仕事との取り合いも完璧。予想以上に上手く行きました。
ちなみに花崗岩は火に弱いと言われていますが、それは500℃以上の温度での話です。薪ストーブの表面温度は高くても300℃程度。花崗岩でも耐えられないような温度ではありません。しかし安山岩は1000℃でも耐えられてしまいます。そうなると安山岩を選ぶ方が無難という話。石の性能や風合い、色調、サイズなど様々な条件から最適な石材を選ぶのが私たちの仕事。そしてそれを活かす丁寧な納まり。石材店によってその辺りのスキルが大きく異なります。お墓はもちろん、ややこしい石の案件があれば和泉石材店へご相談下さい。

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