長く乗る事
DATE 2017.06.05
車検の度に車を乗り換える人もいるでしょう。それはそれで別に悪いことではありません。少なくとも経済貢献度は明らかに高いのです。ですが車の持つ経年変化を知らずに終わる事になります。古くなった車に乗ると、新車の時とは違いどこかしら神経を使う所があります。どこか異音がしないかどうか、普段と違う乗り味になっていないかどうか。車雑誌に載っているのはあくまで新車の時の状態比較です。私が一番注視しているのが使って10万km以降の車の素性。10万km走ったらどんな車でも経年変化が出てきます。それが問題で、ドア周りの建て付けが妙な事になったり、デザインが経年変化に耐えられなかったり、直進性が著しく悪くなったり。車によって差が歴然としてきます。消耗品を交換して治る部分と、そうではない部分が出たりするのですが、私たちのカンパニーカーであるパンダとカングーはどちらの超優秀。というか世界的なベンチマークになる車だと思います。ダンパーとブッシュさえ入れ替えればまた新車のような乗り心地に戻り、ドアの建て付けもガッシリ。電動何とかドアとか、電動何とか装置みたいなのが無いので余計と長持ちするでしょう。そういう性能って雑誌の新車インプレッションでは拾えないものです。モノを大切にと言いながら新車乗り換えを促進するため古い車にペナルティを課す国。自動車先進国ではなく自動車文化先進国にならないといけません。不要な買い換えをせず、本当に良い車にきちんと投資する文化が必要。安全装置を付けていない商用車を大量に走らせている日本の現実は、車文化の未熟さを象徴しています。ちなみにフランスの商用車であるカングーは猛烈に足回りとシートにコストをかけています。一番日本が遅れているのは商用車。働く人の価値を低く見過ぎ。どうにかして下さいよ日本のメーカーさん。