高松で見つけた古本がコレ。超がつく掘り出し物であります。1971年に開かれた「Olivetti concept and form」展のカタログで、当時のオリベッティに関わっていたデザイナーの紹介がされており、もはや作品集に近い完成度になっています。日本人では丹下健三と市川崑が紹介され、カルロ・スカルパやルイス・カーン、ソットサスやベリーニのコメントや写真が盛りだくさん。現在では考えられない超豪華メンバーが揃ったまさに奇跡的な1冊。

中身はこんな調子。タイプライターのキーボードや本体のディテールが紹介されています。デザインの醍醐味が感じられる素晴らしいデザイン。建築やプロダクトデザイン、グラフィックデザインが高い次元で結びついたカタログで、古書店で発見したら是非とも入手してやってください。オススメです。