カングーのモデルライフは約10年、パンダは約8年、レンジローバーは約10年、トゥインゴに至っては約15年。日本の車のおよそ2倍のモデルライフになっています。よくよく外車は飽きないとか何とか言いますが、それを裏付ける結果がこれだと思います。車に長く乗る事自体は非常に良い事だと思うのですが、日本はそれとは逆行する自動車文化となっています。例えば自動車税なんかは、初年度登録から13年以上経過している車両には1割増しのペナルティとなります。一応名目上は「環境配慮型税制」ということですが、新車を一台製造する事の環境負荷がどれほど高いものか、きちんと比較するべきだと思います。それもこれも新車を売って経済に貢献する事を狙っての事なんでしょうが、これじゃまともな自動車文化は根付かないと思います。メーカーサイドもそんな事情を加味した、寿命の短いデザインしか与えません。4年くらいで飽きるようにデザインしてるのかと勘ぐってしまいます。良いモノならみんな買うと思うのですが、そういう真っ向勝負をして欲しいものです。