竹中大工道具館その2
DATE 2017.04.10
写真は入り口外部階段の納まり。こういうディテールは石屋さんだと考えないでしょう。このデザインは館内階段にも使われています。一番目に付くのは目地の事。目地を詰めていないのがミソ。水切れの話もあるでしょうが、こういうデザインは建築の世界特有。目地も大切なデザイン要素です。
こちらはサッシのディテール。良く出来ています。細かな話は聞けませんでしたが、空調等の考え方なんかどうなっているのでしょうかね。窓周りなんでそういう設備関係との取り合いも出てくるでしょうし、一体床下がどんな事になっているのか興味があります。こういう博物館・美術館等の建物で一番気になるのが空調設備。人知れず空調出来るのが一番の理想ですが、それに向かって着実に進化している気がします。日本人の空調の考え方は、打ち水で涼しい風がどこからともなくやってくるという感覚が基本と勝手に思っています。どこからどもなくというからには発生源が明らかでは駄目な訳で、そういうものは隠し通さねばなりません。
名棟梁だった西岡常一さんの解説を熱心に聞く次女。多分何言ってるか分かっていませんが、音の出る耳当て=ヘッドフォンに驚いている様子。館内に構造解説の為の実物の茶室があるのですが、それが子供にとって新鮮なようです。あのスケール感は子供の家に限りなく近いのです。子供の視点なんか一切加味されていない建物なので、余計にそのギャップが面白い。家族や海外の方なんかと行くと面白いと思います。