先日猛暑の多治見に出向きました。目的は器探し。10月の尾張大野古今散策に向けて着々と準備は進みます。私たちのカフェは席数が12程度の小さな小さな規模です。ただ、家庭用の設備で3名程度で回すとなると、それなりに大変そうです。それぞれの協力頂く方々には問題は全くありません。というか安心しきっております。不安要素はオペレーションなんです。ソフト面をきっちり仕上げないととんでも無い事になりますので、今から1つ1つ慎重に考えないと。メニューがおおよそ決まったので、まずは器のセッティングという事で多治見に器を買いに出向きました。もちろん地元の作家の方の器も順次取り入れていきますが、同じテーブルに同じ器が入らないように配慮するつもりです。椅子も同じ椅子で統一するつもりはありません。全てバラバラ。モーエンセンもウェグナーも、アアルトもフィン・ユールもあります、器も同様に、ガラス、磁器、陶器、作風も様々。色々なテクスチャーに色々な作風。多分これを毎日されるとかなりくどい空間になりますが、たった2日間のスペシャルなカフェですから、オールスター的要素を盛り込んだ次第。ただ、最終的に「てんこ盛り」には絶対にしません。空間の引き算は大の得意種目です。引いて引いて引きまくります。無駄な釘一本残しませんよ。皆さん楽しみにして下さい。