しめ縄
DATE 2011.01.09
色々と話題が前後しますが、現在の常滑のすみかに移っての初めてのお正月を迎えることになりました。移ってからというもの、今年はずっと忙しくて実のところ、このおうちでの滞在時間は短いように感じていて、あまり手を入れてあげられずでしたので年末の休みに入ってからここぞとばかりにせっせと大掃除をしました。年末年始の準備にとにかく抜かりないお義母さんが私たちの分まで、いつも買っているところでしめ縄を用意してくださいました。「30日に取り付けるんだよ」と言われてたのに、結局30日はまた出ずっぱりになってしまったので今年は31日に取り付けました。いつも夫の実家に取り付けていたのはお札が「笑門」でしたが、今回のは何だか見慣れない「蘇民将来子孫家門」のお札。その昔、蘇民将来が困っていたスサノオのミコトを助け、感謝したスサノオのミコトは蘇民将来に「疫病が流行るから気を付けろ」と忠告し蘇民一家は難を逃れました。以来「蘇民将来子孫家門」のお札のついたしめ縄を玄関先に飾るのは、「私の家は蘇民の子孫の家ですよ」とわかるようにして、悪いことがおこらないようにするおまじないなのだそうです。また、「笑門」のルーツも蘇民将来から来ているといういわれもあるのだそうです。このしめ縄のおかげでなんだか安心です。それにしてもしめ縄のよく似合うおうちだこと。