ルノートゥインゴ
DATE 2011.01.08
今年もヨメの故郷へ出向いたのですが、その足はルノートゥインゴ。嫁入り道具の1つなんですが、これが愛着の塊みたいな車なんです。1993年にデビューして以来、既に17年!が経過していますが、未だに古さを感じさせないデザインは素晴らしいと思います。ドアノブのデザインやヘッドライトの周辺のデザイン、更に柔らかい足回りは、かなり強い乗り味を醸し出しています。ふんわりしたシートは小ぶりで、小柄な女性が乗るにはピッタリ。操作系も軽く、シティーカーとしてフランスでは大ヒット。パリに最も似合う車の1つと言えます。同時代にデビューしたカングー辺りとデザインの共通性もあり、これが当時のルノーデザインの流れだったのでしょう。ワイパーが1つだったり、室内のボタン等も独特のデザインになっています。デザイン、走りの両面から乗り味を生み出す不思議な車。こういうシンプルな車が欲しいのですが、最近の車はどれもこれもシンプルさに欠けます。無駄の無いシンプルな車、出てこないかな〜。