MG de みちのく 1日目:赤倉観光ホテル(立寄)
DATE 2010.07.28
初夏をずっとまっていた夫。なかなか乗ってあげる機会の少ない夫の愛車で、夫が16年間も行きたい行きたいとお思い続けていたのが福島県の「磐梯吾妻スカイライン」です。何せ片道だけで600キロ以上あります。乗っても乗らなくても壊れる夫の車でそのような距離、相当心配です。往復で1500キロを越えるので、一泊や二泊ではとうてい音を上げる(車が)と見越し、車をいたわる為に3泊もする旅になりました。入念に緻密に行程を組み、準備も万全!と整ったと同時に東北地方の梅雨明けを聞き、急いで出発です。朝は5時半出発、向かうは昼食場所、赤倉観光ホテルです。ずっと泊まりたいと思っていた歴史あるホテルですが今回はランチのみです。赤倉観光ホテルは本格的な高原リゾートホテルの草分け的な存在で、昭和12年からある古いホテルです。といっても一度1965年にその建物は焼失したそうですが、1年後に当時の建物を模した形で新しく建て直され、ホテルのこだわりもそのまま受け継がれました。素晴らしい眺望と温泉と料理の3拍子がみごとに揃っています。高原なのでさぞ涼しかろうとワクワクして到着しましたが、ほんとは涼しいのだろうけど何せ全国的に猛暑なこの日、例に漏れずきっちりここも暑かった・・!まあ標高がそこまで高くないということもありますが。
連休最後の日の割に案外スムーズで、10時半には赤倉高原ホテルに到着しました。12時予約のランチまでは少し時間があるので、カフェでお茶をして周辺をうろうろ散歩です。こういう時間をもてあまさない仕掛けがいっぱいでした。仕掛けがあろうが無かろうが、この景色だけで十分なくらいステキです。目の前がゲレンデで、リフトもすぐそばからかかっていて、夏の景色から極寒で豪雪の景色を容易に想像出来るのも楽しいです。ランチの時間になりますと、たちまちに席が埋まりました。食器やカトラリーもステキで、とくに食器がカワイイ!!これだけで(この日は暑かったけど)高原の涼しさが伝わってきます。どのお皿もおいしいのは勿論ですが、長い年月で培われた誇りみたいなものがひしひしと伝わってくるお料理でした。最初の目的地で満足で満たされ最高のスタートです。この時点で今日の移動距離の折り返し地点。ここから一気に福島へ!