和泉石材店

BLOG 「一言石句」

揖保乃糸 ひね

DATE 2010.09.01

sawmen.JPGもう9月だというのに、この暑さウンザリですね。朝晩少し涼しくなって秋がちらほらと見え隠れしてるといえど、まだまだ夏率高いです。夏は素麺ですね!大好きです。無類の麺好きな我々を知ってか知らずか、私(ヨメ)の実家は毎年送ってくれる素麺「揖保乃糸 ひね」。食いしん坊の我々には同じ素麺でも「ひね」を送ってくれるのが泣かせます。実家が揖保乃糸のお膝元に近いので、素麺は必然的に揖保乃糸なんですけど、そもそも「ひね」とは何ぞや?という話ですね。よくスーパーなどでみかける揖保乃糸は赤帯で、実はそれとは違ったクラスがあるのです。それが黒帯です。材料も手間も時間も赤帯とは違っています。黒帯は寒くなってから作られ、赤帯より時間をかけて熟成させるので細く引き締まり、油臭さが抜けコシが強くなります。1年以上熟成させたモノを「ひね」といいます。材料も、タンパク質が赤帯より多い小麦を使用しているので、若干ですがうま味があります。たかが素麺と侮ることなかれ!皆さんも一度おうちにある素麺を確かめてみてください。揖保乃糸でもし黒帯だったら、ちょっと心して食べてみて下さい。正直いうと、ほんと心しないとわからない程度の味の差なんですが、我々の場合、食い気タップリの我々に色々と悩んでコレを送ってくれてるんだろうなあと色々思うモノがあるので、さらに美味しくなっているような気がするんです。