3大橋を渡る旅
DATE 2011.09.07
夏休み中は兵庫の山小屋に籠もるのが常ですが、せっかくだからまた西に旅しようということと、夏といえば四国だろということが相まって一昨年に訪れた四国の旅で唯一立ち寄らなかった高松へ行くことにしました。高松といえば結婚前に夫と訪れ、ベタにうどん巡りをして、そう沢山食べられるものではないという印象を残したという思い出だけあります。うどん抜きの高松はいったいどんな顔なのでしょう。今回の旅は、一度やってみたかったルート明石海峡を通り、淡路を横切って、鳴門大橋を渡り四国へ入って瀬戸大橋から抜けるぐるりと一週する旅です。写真はまず最初の明石海峡大橋。こちらの橋の工事が着工したのは私が小学生の頃でした。以来、自分の成長と共にどんどんできあがっていくこの橋が、私が大学生の時に開通したときは、毎日通学でこの橋の成長を見続けたからか、初めて母親の心境みたいなものを感じたのを覚えています。以来何度か通りましたが、個人的に色んな思い出も相まって一番好きな橋です。
続いては大鳴門橋です。明石海峡大橋を見てからだととても小さな橋に見えます。眼下には渦潮なのか渦潮になるだろう波なのかが本当に見えます。1985年に開通したときは、私の地元でも大騒ぎでした。どうしても遠いイメージが否めなかったのですが、明石海峡大橋から淡路を横断する神戸淡路鳴門自動車道の開通で、ここまであっというまです。このおかげで四国が急に近くに感じるようになりました。
そして最後に翌日渡った瀬戸大橋。瀬戸大橋は、前述した2つの橋と違い、一本の橋ではなく、瀬戸内海を跨いで本州(岡山県倉敷市)と四国(香川県坂出市)を結ぶ10の橋の総称です。島々と転々とつながるその景色は圧巻です。特に橋マニアというわけでは無いのですがせっかく3つの大橋を渡ったのでちょっぴりご紹介してみました。