先日のブログで紹介した「高慢と偏見」というイギリスのTVドラマですが、そのメイキングを買ってしまいました。「The Making of Pride and Prejudice」という本がそれで、猛烈に面白いのデス。映画のメイキングを人生で初めて買いました。200年前の時代考察が中心の本なんですが、その作業風景が実に興味深いのです。衣装や建物、乗り物や小物など、映画の雰囲気作りに欠かせない時代考察。壁紙や布の模様を博物館で調べたり、絵画等をさんこうに衣装を決めていった模様が写真に納められています。ダンスの振り付けなども当時の風景を再現するように念入りに検討されています。合計5時間に及ぶドラマの裏舞台は、200年前の時代考察に最も時間を割いていたようです。映画の大切なディテールとはこういう地道な作業の賜物なのでしょう。イギリスに旅したくなるほどに魅力的な1冊です。ドラマと共に楽しめます。超オススメ！