その昔、世界一過酷なアドベンチャーイベントに、キャメルトロフィーというものがありました。そのイベントの車両提供を1981年〜1998年まで、19回行っていたのがランドローバーです。お陰でキャメルトロフィー＝ランドローバーのイメージが完全に出来上がってしまいました。その後2003年からランドローバーが主催する形でランドローバーG4challengeというイベントが開催されました。その後2006年にも開催されましたが、2009年の開催はリーマンショックの関係で中止されています。結局2006年を最後にこのイベントは開催されていません。とにかく人間にも車にも信じられないくらい過酷なイベントで、ランドローバーの車の能力を100パーセント使い切っている感じがします。この度、そんなG4challengeの写真集を入手しました。イギリスから輸入したその本は、車の魅力がぎっしり詰まった 1冊で、冒険の素晴らしさを伝えてくれます。

競技中の写真がこちら。この年はディスカバリー3とレンジローバー・スポーツが競技車両となっていたようです。シュノーケルやウィンチを装備した特別仕立て。ボンネットのすれすれまで水没しても走ってます。ランドローバーの車の魅力は、こういう潜在能力を感じながらドライブ出来る事。妙な安心感に包まれるのです。スポーツカーとは対極の魅力を持った車です。