般若心経
DATE 2019.12.10
私は宗教家では無く石屋(石家)であります。ですので宗教や宗派に関する話は基本的に宗教家と違う切り口でお話しするよう心がけています。過去には植物学者である稲垣栄洋さんの書籍を紹介したり、和泉石材店がデザインしたキリスト教の方のお墓をご紹介したりしました。そして今回は般若心経の本をご紹介します。知多半島は特に曹洞宗の寺院が多い地域です。お墓開き(開眼供養)の際に般若心経とは何なのかと尋ねられる事があります。そんな時にお話しするのはこの本からの般若心経論です。生命科学の研究者である柳澤桂子さん著「生きて死ぬ知恵」です。既に10年以上前に和泉石材店が年4回ほど発刊している「一言石句」ではご紹介していますが、このブログでは初めてご案内します。科学者として第一線で活躍していた柳澤さんを突如病が襲いました。難病を患う中で発見した般若心経の持つ意味とは、従来の宗教家が発するものとは一線を画しています。一方で般若心経の普遍性が一層高まったとも言えます。科学と宗教はともすると相反するような意味合いになりますが、実はそうではなかったのです。
私は大学の恩師に切り口の重要性を何度も教えられました。切り口が間違っているとその後何しても駄目なんです。いつか私なりの般若心経論を唱えられるように日々研鑽しないといけません。年末年始に「生きて死ぬ知恵」を是非どうぞ。