ようやく暑かった夏が終わった事を実感出来る気温になりました。そこで夏の終わりをこの映画で締めくくる事にしました。そう「グラン・ブルー」です。リュック・ベッソン監督の代表作でもある映画が、この度デジタル・レストア・バージョンが発売となりました。以前にも旧作を現代の技術で蘇らせる話題を取り上げましたが、今回はその真打ちです。あの海をブルーレイがどう描くのか大いに興味のある所です。エリック・セラが担当した音楽も含め、この映画のポテンシャルの大きさにただただ感心する次第。新しい技術がグラン・ブルーという映画の魅力を更に引き出すのですから。その素晴らしさは是非一度ご覧になってください。ブルーレイバージョンはベッソン監督が描くイメージに最も近いメディアになっていると思います。LDでもDVDでも出来なかったイメージがここにあるのかなと。天国のジャック・マイヨールはどう思ってるのだろうかね。